「マリーの部屋」とは、1982年にオーストラリア人の哲学者フランク・ジャクソンによって考案されたという、哲学における思考実験のことである。この思考実験は、「この世界に存在する、ありとあらゆる物事は全て物理的なものである」という、物理主義の考え方を批判するものとなっている。その内容としては、「とても頭の良い科学者のマリーは、生まれてからずっと白黒の部屋で生活をしている。しかし、彼女は『色』というものの存在と概念を物理的な知識から学んでおり、完全に理解している。果たして、マリーが白黒の部屋から外の世界へと出た時、彼女は何か新しいことを学ぶのだろうか?それとも、何も学ばないのだろうか?」というものである。
2016年01月
「マリーの部屋」とは、1982年にオーストラリア人の哲学者フランク・ジャクソンによって考案されたという、哲学における思考実験のことである。この思考実験は、「この世界に存在する、ありとあらゆる物事は全て物理的なものである」という、物理主義の考え方を批判するものとなっている。その内容としては、「とても頭の良い科学者のマリーは、生まれてからずっと白黒の部屋で生活をしている。しかし、彼女は『色』というものの存在と概念を物理的な知識から学んでおり、完全に理解している。果たして、マリーが白黒の部屋から外の世界へと出た時、彼女は何か新しいことを学ぶのだろうか?それとも、何も学ばないのだろうか?」というものである。
「スターゲート計画」とは、1972年から1995年にかけてアメリカ政府が極秘に行っていたとされる、超能力の一つである遠隔透視(リモート・ビューイング)の能力・技術を軍事利用するために研究していたという計画のことである。この計画は主にカリフォルニア州の都市メンローパークにある、スタンフォード研究所にて進められ、日本でもテレビ番組などで有名な超能力者のジョゼフ・マクモニーグルが関与していたことが判明している。しかし、1995年11月頃には中央情報局(CIA)によって、「この計画には成果が見られない」という理由から、この計画は打ち切りとされている。
カリブ海に浮かぶ、小さな島国「バハマ」。この島国は、約700もの島々と約2,400ものサンゴ礁からなる、バハマ諸島を領有している。その島々の一つである無人島の「エグズーマ島」には、「ビッグ・メジャー・ケイ」と呼ばれる美しいビーチがあり、そこには数多くの野生化したブタたちが住み着いている。このブタたちは観光客を乗せたボートを見つけると餌を求めて海を泳いで近寄ってくるのだという。今回は、そんな観光スポットとしても有名となった海を泳ぐブタたちと触れ合える島、エグズーマ島を紹介する。
「ジェラルド・クロワゼット」とは、多くの殺人事件や失踪事件などを透視によって解決したという、オランダ人の超能力者のことである。彼は物体に残った人間の思考や感情を読み取ることができるという、「サイコメトリー」の能力を持っていたと言われており、オランダ国内では「ユトレヒトの魔術師」などと呼ばれていたという。日本国内では、1976年5月5日に現在のテレビ朝日によって放送された「水曜スペシャル」内において、その当時、行方不明となっていた少女の遺体を透視によって発見しており、大きな騒動となった。
「タイポグリセミア現象(Typoglycemia)」とは、ある条件下において、文章中に含まれる単語の最初と最後の文字さえ正しければ、その文章を読むことが可能になるという現象のことである。この現象については様々な憶測が飛び交っているが、未だに科学的には解明されておらず、その呼び名はあくまで俗称である。日本国内では、2009年5月8日に電子掲示板サイト「2ちゃんねる」において、この現象を用いた文章が書き込みされたことにより、その不思議な文章が注目を集め、インターネット上を中心に広く知られることになった。
「ミニョネット号事件」とは、1884年5月19日にイギリスから出帆したミニョネット号というヨットが、同年の1884年7月5日に喜望峰の近くで難破し、その後の24日間にも及ぶ漂流中に船長のトム・ダッドリーが給仕のリチャード・パーカーという少年を殺害し、他の乗組員とともにその肉を食べたという事件のことである。その後、このダッドリー船長と乗組員は殺人罪でイギリス当局によって起訴されることになり、その裁判では極限状態におけるカニバリズムと殺人行為への緊急避難の適用に焦点が当てられ、多くの人々の注目を集めることになった。
「ネブラ・ディスク」とは、1999年にドイツ中央部のザクセン=アンハルト州マクデブルク郊外にある、ネブラという小さな村の付近において発見された青銅製の天文盤のことである。この天文盤は、2005年にドイツの研究チームによる調査と分析の結果、紀元前1600年頃の青銅器時代に作られたことが判明している。その用途としては、当時の人々が閏月を把握するために使用していたものだと推測されており、これは青銅器時代の人々が太陽暦と太陰暦の知識、また天文時計を作り出すのに必要な技術を持っていたことを意味している。
1945年9月10日、アメリカ合衆国のコロラド州フルータで農家として暮らしていたロイド・オルセンは、夕食用に一羽の鶏の首を切り落とした。しかし、その首を切り落とされた鶏は絶命することなく、ふらふらと歩き出し、餌をつついたり、羽づくろいをするような仕草をはじめたのだ。ロイドは、この鶏を「マイク」と名付け、その後、首なし鶏のマイクはアメリカ全土を興行の旅へと飛び回り、新聞や雑誌などのメディアを中心に大きく取り上げられることになった。今回は、そんな「奇跡のマイク」とも呼ばれる、首なし鶏のマイクの話を紹介する。
「かごめかごめ」とは、日本に古くから伝わる子供の遊びのことであり、その遊びに用いられる童歌のことである。その遊び方としては、「一人の子供が鬼役として他の子供たちの中央に座り、その鬼の周りを他の子供たちが童歌を歌いながら回る。そして、歌が終わった時に鬼となった子供は、自分の後ろに誰がいるのかを言い当てる」というものである。この遊びと童歌は、江戸時代の後期に書かれた文献の中でその存在が確認されているが、その童歌の歌詞の内容については不可解な点が多く、様々な解釈がされている。
「ヒル夫妻 UFO誘拐事件」とは、1961年9月19日から9月20日にかけて、アメリカ合衆国のニューハンプシャー州で起きたとされる、夫バーニーと妻ベティのヒル夫妻が、謎の未確認飛行物体によって誘拐されたという事件のことである。この事件は、当時、アメリカ全土で新聞紙面・ラジオ・テレビ番組などで大々的に報道されており、アメリカ国内では初めての「宇宙人による誘拐事件」として世界的に有名な事件となった。
「牛の首」とは、日本に古くから伝わる「この世で最も恐ろしい話」と噂されている怪談話のことである。その話はあまりにも恐ろしく、その話を聞いた者は恐怖に震え、三日も立たない内に死んでしまうという。その話の作者は多くの死者が出たことを悔やんでからは、誰にもその話をすることはなくなり、最後は静かに亡くなったと言われている。そのため、現在ではその話の内容を知る者は存在せず、「牛の首」という題名と「その話を聞いた者は、恐ろしさのあまり死んでしまう」という情報のみが人々に伝わっている。
1980年代頃から多数のテレビ番組に出演し始め、その著書の多くがベストセラーとなり、2003年5月に胃癌のため71歳で亡くなった現在でも、日本を代表する霊能者として広く知られている人物「宜保愛子」。宜保は、霊的な存在を見ることができるという「霊視」の能力をはじめ、強い霊感を持っていたとされており、日本全国には多くの信奉者が存在する。しかし、同時に宜保の霊能力については、その信憑性を疑問視する声が挙げられている。
2003年、マラウイ共和国の中部州にあるドーワ県において、突如として獣のような姿をした謎の未確認生物が出現した。その生物は恐ろしいほどに凶暴であり、手当たり次第に村人たちを襲ったため、少なくとも3人が死亡している。その後、この生物は「マラウイ・テラー・ビースト(マラウイの凶暴な野獣)」と名付けられ、この生物が出現した地域の近くにある4つの村からは、総勢で約4,000人ほどの人々が避難する事態となった。
「三本足のサリーちゃん」とは、1980年代後半に東京都の新宿駅から神奈川県の小田原駅を結ぶ、小田急小田原線付近の地域で多く目撃されたという謎の怪人のことである。この人物は、当時人気のあった少女向けアニメ「魔法使いサリー」のお面をつけ、女子高生のようなセーラー服を着ており、その身体には片足しかなく、二本の松葉杖をついていることから、この呼び名が使われるようになった。しかし、現在では新たな目撃談が報告されることはなく、その存在は都市伝説の一つに数えられている。
イギリスの首都ロンドンに本社を置く、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ社が製造・販売を行っているタバコの銘柄「ラッキーストライク」。このタバコは世界的に高い認知度を誇っており、現在ではアメリカ合衆国を代表するタバコの一つとして広く知られている。しかし、このタバコには「ラッキーストライクは、第二次世界大戦中に日本の広島市と長崎市に原子爆弾が投下されたことを記念して作られたものである」という都市伝説が存在する。
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イギリスの女性作家・ヴァージニア・ウルフさんの記事が上がっていますが、ヴァージニア・ウルフさん自体はまったくオカルトではありませんので気分を害した方がいましたら申し訳ないです…。
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