ザ・オカルトサイト

2016年02月

「色」とは、一体何なのか…?逆転クオリア。

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「逆転クオリア」とは、同じ物理的な刺激に対して、人々が全く異なるクオリアを抱いている可能性を議論するために用いられる、哲学における思考実験のことである。「クオリア」とは、意識内の客観的には観察できない主観的な性質のことであり、例えばリンゴを見た時に感じる「赤い感じ」などのことである。自分がリンゴを見た時に感じる「赤色」という色が、相手には「青色」という色に感じられていると仮定した場合、お互いの色に対する認識・定義については完全に主観的なものであるため、日常生活では論理的な矛盾が生じることはなく、そのことを我々が判別することはできない。この思考実験は、「逆転スペクトル」とも呼ばれている。
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紀元前250年頃に作られた電池?「バグダッドの古代電池」

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「バグダッドの古代電池」とは、1932年にイラクの首都バグダッドにて発掘されたという、紀元前250年頃に作られたものとされる土器のことである。1938年にドイツ人の研究者ヴィルヘルム・ケーニッヒが、「この土器は、実は『ガルバニ電池』の一種なのではないか」という論文を発表しており、後に電池メーカーのロバート・ボッシュが再現実験を行った結果、実際に電圧が約2ボルトほどの電気の発電に成功している。それまでは電池が発明されたのは1800年のことだと考えられていたため、このバグダッドの古代電池についてはオーパーツの一つとして世界に広く知られることになった。
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猫を電子レンジでチン…?「猫レンジ事件」とは?

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「猫レンジ事件」とは、アメリカ合衆国にて起きたという、ある主婦が雨に濡れた飼い猫を乾かすために電子レンジを使ったことに端を発する、一連の事件にまつわる都市伝説のことである。その事件の内容とは、「ある主婦が雨に濡れた飼い猫を乾かすために電子レンジを使ったところ、猫が爆発して死んでしまった。その主婦は猫が死んだ原因が、電子レンジの取扱説明書に注意書きがなかったことにあると考え、メーカー側を訴えて勝訴し、莫大な賠償金を手に入れた」というものである。この事件の後、アメリカ国内では電子レンジの取扱説明書に「動物を入れないでください」という注意書きが明記されることになったという。
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高速で空中を移動する…?「スカイフィッシュ」とは?

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1994年3月19日、アメリカ人のビデオ編集者であるホセ・エスカミーラは、ニューメキシコ州の都市ロズウェルにてUFOの撮影を試みていた。エスカミーラが撮影された映像をコマ送りにしてチェック作業を行った際、その映像内には半透明で棒状の形態をしており、高速で空中を飛び回る、謎の未確認生物の姿が映っていた。その後、この未確認生物については、アメリカ国内のマスコミが「スカイフィッシュ」として大々的に報道したことから、世界中に広く知られ渡ることになり、日本国内ではバラエティ番組「特命リサーチ200X」や「奇跡体験!アンビリバボー」などで取り上げられ、人々の話題を集めることになった。また海外では、「フライング・ロッド」とも呼ばれている。
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「二重スリット実験」観測が量子に影響を与える…?

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「二重スリット実験」とは、1961年にドイツにあるテュービンゲン大学のクラウス・イェンソンという人物によって初めて行われた、ミクロの物質の物理量を表す最小単位である量子が、重ね合わせの性質を持つことを証明することになった実験のことである。その実験の内容とは、「二本のスリット(切れ目)がある板に、代表的な量子の一つである電子を発射した場合、その板の向こうにはどのような模様が浮かび上がるのか?」というものである。その後、この実験は世界各国で何度も追試が行われており、現在では「世界で最も美しい実験」などとも呼ばれている。
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「ひでむし」の正体とは…?「えりかとさとるの夢冒険」の隠しメッセージ。

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「えりかとさとるの夢冒険」とは、1988年9月27日にナムコから発売されたファミリーコンピュータ用のゲームソフトのことである。その開発元はアトラスであり、ジャンルはアドベンチャーゲームとなっている。その物語の内容とは、「双子の兄妹『えりか』と『さとる』が、動物たちが暮らす不思議な世界を舞台に、『時の冠』を求めて冒険をする」というものである。しかし、発売から約16年後の2004年頃に電子掲示板サイト「2ちゃんねる」にて、当時の開発者の一人によって隠しメッセージの表示方法が暴露されることになり、「ひでむし」という開発者による過激で卑猥な隠しメッセージの存在が明らかとなった。
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まさに、お魚天国?バンコクの廃墟ビル。

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1980年代中頃、タイの首都バンコクにあるバーンラムプー市場の付近にて、「ニューワールド・ショッピングモール」というビルが建設された。その建設当初、このビルは4階建てだったが、後に違法増築を何度も繰り返し、最終的には11階建てのビルとなった。1997年、このビルはバンコクの景観保護法に触れたことがきっかけとなり、もとの4階建てへと戻す作業が行われたが、1999年に火災が発生したことにより、このビルは放棄されることになった。その後、この廃墟となったビルには屋根がなかったため、大量の雨水が溜まり、蚊が大量発生した。近隣の住民が蚊を退治するために数匹の魚をビル内部の水の中へと放ったところ、いつしか魚は数千匹にまで大繁殖していったという。
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水上に浮かぶ森。廃船「エスエス・エアフィールド号」

201602230101

「エスエス・エアフィールド号(SS Ayrfield)」とは、1911年にイギリスで造船され、1912年から1972年にかけて、オーストラリアの南東部にある都市シドニーを中心に石炭を輸送するための石炭船として運行していたという廃船のことである。1972年にシドニーのホームブッシュ湾(Homebush Bay)にて廃棄された後、このエスエス・エアフィールド号にはマングローブが生い茂り、現在では船全体が小さな森と化したため、いつしか「水上に浮かぶ森」などとも呼ばれるようになった。
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オオカミに育てられた少女?アマラとカマラ。

201602220101

1920年10月17日、インドの西ベンガル州にあるミドナプールにて、孤児院を運営していたキリスト教の伝道師ジョセフ・A・L・シングは、宣教中に偶然立ち寄ったゴダムリという小さな村で、オオカミと共に暮らしている二人の少女を発見・保護する。シング牧師は少女たちを自らの孤児院へと連れ帰り、年少の子を「アマラ」、年長の子を「カマラ」と名付けて養育することにした。今回は、そんな「オオカミ少女」とも呼ばれる、二人の少女「アマラとカマラ」の真相に迫る。
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「ベッドの下の男」もし、友人を泊めていなかったら…。

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「ベッドの下の男」とは、1990年代から囁かれ始めたという、東京の大学へと通う二人の女子学生が体験した、一人暮らしとストーカーにまつわる現実的な怪談話のことである。その内容とは、「ある女子学生が、一人暮らしをしている自分の部屋に友人の女性を泊めた際、真夜中に突然友人から『一緒に外出したい』と強引に誘われるのだが…」というものである。この怪談話にはいくつかの派生型があり、現在までにテレビ番組内などにおいて何度か映像化されている。
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マラドーナは神様…?「マラドーナ教」とは?

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「マラドーナ教」とは、1998年10月30日に創設されたという、アルゼンチン共和国の元サッカー選手であるディエゴ・マラドーナを神として崇めている、ジョーク的な宗教団体のことである。現在までにその信者数は世界各国で10万人を超えており、2001年には記念すべき初めての会合が行われている。この宗教にはその教義などにおいて、キリスト教のパロディと思われるような部分がいくつかあり、また「2002 FIFAワールドカップ」において、アルゼンチン代表を破ったイングランドのサッカー選手たちを「異端の者」として見なしているのだという。
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意図不明の不気味なCM。「JUNGLE」とは?

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「JUNGLE」とは、1992年10月から1993年9月にかけて、フジテレビ系列で放送された深夜番組の冒頭部分に流されていたという、不気味なアイキャッチ映像のことである。その映像には、「ハートバージョン」と「人形バージョン」の二種類が存在しており、それぞれに15秒と30秒の二つのものが用意されている。その映像の内容とBGMが全体的に暗いイメージで構成されており、視聴者に不気味な印象を与えること、また製作者の意図が掴みづらいことなどから、現在でも「不気味なCM」の一つとして多くの人々に記憶されている。その内容については、「この映像には、サブリミナル効果が使われているのではないか」というような様々な噂が囁かれている。
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「時空のおっさん」それは、異世界の住人…?

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「時空のおっさん」とは、2006年2月頃から電子掲示板サイト「2ちゃんねる」を中心としてインターネット上で広まっている、「異世界のようなところに迷い込んだ際、謎の老人に出会うことがある」という都市伝説のことである。この話は2005年7月に2ちゃんねるにおいて書き込みされた不思議な体験談が発端となっており、その後、複数の人々から同じような体験談が報告されたことによって、この話は注目を集めるようになった。
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人間の直感はあてにならない?「三人の囚人問題」

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「三人の囚人問題」とは、1959年にアメリカ人の数学者マーティン・ガードナーによって提起されたという、確率論における条件付き確率についての問題のことである。その内容とは、「ある牢獄に三人の囚人が閉じ込められている。ある日、囚人たちは看守から、『この中の一人だけ助かることになった』と伝えられる。その後、一人の囚人が、看守から『ある情報』を得て喜ぶのだが、はたしてそれは正しいのか?」というものである。この問題については、人間の直感によって得られる確率と実際の正しい確率が異なる例題の一つとして注目を集め、主に認知心理学などの分野で研究が行われている。
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一般大衆を洗脳…?「タビストック人間関係研究所」とは?

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「タビストック人間関係研究所」とは、1947年9月にイギリスの首都ロンドンにて設立されたという、精神分析学における様々な研究を行っている非営利団体組織のことである。この組織は、同じく首都ロンドンに拠点を置いている、医療機関「タビストック・クリニック」によって併設された研究所の一つだとされている。しかし、1999年には元秘密情報部(MI6)を名乗るイギリス人のジョン・コールマンが、「タビストック人間関係研究所では、イギリスとアメリカ合衆国以外の国々を破滅させることを目的として、主にマインドコントロールの研究が行われている」という内容の暴露本を出版したことにより、現在では世界中で様々な陰謀論が囁かれるようになった。
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管理人から一言
イギリスの女性作家・ヴァージニア・ウルフさんの記事が上がっていますが、ヴァージニア・ウルフさん自体はまったくオカルトではありませんので気分を害した方がいましたら申し訳ないです…。
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