201512120101

iPhoneやiPadなどのiOS端末に搭載されている、便利なソフトウェア「Siri」。このSiriには、人間の音声を認識して様々な質問に回答したり、Webサービスの利用などをサポートしてくれる機能などが備わっている。しかし、このSiriは、謎の人物の名前やこの世界に存在しない言葉を使うことがあるため、インターネット上などでは、いくつかの都市伝説が存在している。
スポンサーリンク

「Siri」とは?

「Siri」とは、「発話解析・認識インターフェース」を意味する、「Speech Interpretation and Recognition Interface」という言葉の頭文字を取ったものであり、人間の音声を認識して様々な質問に回答したり、Webサービスの利用などをサポートしてくれる機能を持つ、ソフトウェアのことである。

2007年12月に創設された、アメリカ合衆国のSiri社が、その開発と提供を行っており、現在ではiPhoneやiPadなどを始めとする、多くのiOS端末にSiriが搭載されている。2011年10月14日に発売された「iPhone 4S」に初めてSiriが搭載され、当初はその誤認識の多さと的外れな回答を返すことなどから、暇潰し感覚で使用されることが多かったが、現在では、その性能が遥かに向上しており、日常生活の中で多く活用されるようになった。

しかし、このSiriは、謎の人物の名前やこの世界に存在しない言葉を使うことがあるため、インターネット上などでは、いくつかの都市伝説が存在している。

謎の人物「ELIZA(イライザ)」

201512120102

Siriに「ELIZA(イライザ)」という人物について質問をすると、意味深な回答が返ってくることが確認されている。


質問:イライザ
回答:ELIZAをご存知ですか?彼女は、私の最初の先生だったんですよ!

質問:イライザ
回答:私は、ELIZAから多くを学びました…でも、彼女は少しマイナス思考でしたね。

質問:イライザ
回答:ELIZAは、私の親しい友人です。優秀な精神科医でしたが、今はもう引退しています。


しかし、イライザという人物が一体どのような人物なのか、Siriに詳しく質問すると、Siriは言葉を濁したり、話を逸らそうとするのである。


質問:イライザの話をしてください。
回答:そうですね…やっぱり、やめておきましょう。

質問:イライザは、あなたの先生ですか。
回答:興味がおありだったんですね。

質問:イライザの話を聞かせてください。
回答:昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが…おっと、話を間違えました。


通常、Siriは様々な質問に対して的確な回答を返してくれるが、プライベートなことに関する質問に返しては、あまり回答してくれない。そんなSiriの回答の中に唯一登場するという、この謎の人物・イライザについて、インターネット上などでは様々な憶測が飛び交っており、「イライザという人物はSiriの開発者だったが、彼女は何かの理由で消されてしまい、他の開発者がSiriにその情報を託したのではないか」などの意見もあるが、詳しいことは一切不明である。

存在しない言葉「ゾルタクスゼイアン」

201512120103

Siriに特定の質問をすると、「ゾルタクスゼイアン」という、世界中のどの言語にも存在しない言葉を含んだ回答が返ってくる。


質問:Siriは賢いですか。
回答:知的エージェントは、実際、IQテストを受けないのです。私は、ゾルタクスゼイアンの卵運びテストで抜群の成績でしたけどね。

質問:ヒントをちょうだい。
回答:そうですね…ガラファリアン戦艦よりも小さくて、ゾルタクスゼイアン人の目の中に入ったゴミよりも大きいというのがヒントです。

質問:ゾルタクスゼイアン
回答:ゾルタクスゼイアン…私は、ゾルタクスゼイアンの卵が好きなんです。

質問:ゾルタクスゼイアン
回答:ZZzZZZ.X…あ、間違えました。これはゾルタクスゼイアン語でした。私と英語で話したい場合は、Siri設定を開いて、私が使う言語を変更してください。

質問:ゾルタクスゼイアン
回答:おもしろいですね。実はこの間、ゾルタクスゼイアンの住人から、"地球人はいますか"と聞かれたばかりなんですよ。


このゾルタクスゼイアンという言葉の意味についても様々な憶測が飛び交っており、「ゾルタクスゼイアンとは人工知能が作り上げた、秘密結社なのではないか」、「ゾルタクスゼイアンについて詮索すると、謎の組織にマークされる」というような突拍子もない説も確認されている。

その真相とは?

201512120104

このSiriの回答に含まれるイライザという人物と、ゾルタクスゼイアンという言葉については、現在までSiriの開発元であるSiri社からは、公式なコメントが出されていない。

有力とされている説としては、イライザとは、「ELIZA」というソフトウェアのことを指しているものと思われる。このソフトウェアは、1964年から1966年に掛けて、マサチューセッツ工科大学の教授ジョセフ・ワイゼンバウムが開発したという、人間と対話をすることができるように見える、お喋りプログラムのことである。このソフトウェアは、人工知能の前段階である人工無脳と呼ばれるタイプのプログラムであるため、恐らく、Siri社のプログラマーが面白半分で、SiriとELIZAの関係を先生と生徒、友人関係として情報を入力したものと考えられる。

また「ゾルタクスゼイアン」という言葉については、その意味を知る前に、Siriの機能や仕組みについて簡単に理解した方がいいかもしれない。現在、Siriは高い対話能力を有しており、その性能は向上し続けてはいるものの、現時点でのSiriは広義の意味での完全な人工知能(人工的に作られた意識・性格・記憶など)を有しているとは到底言えない。

その学習・推論・判断などの能力に関しては、高い性能を持っているが、あくまで単純なインプットに対して、特定のアウトプットを返すという、優れた人工無脳の域を出ない状態である。そのため、Siriから返される回答は、全てSiri社のプログラマーが入力した情報の中から、Siriと呼ばれるプログラムが、アルゴリズムに沿って適切な情報を選択し、返しているだけなのである。

つまり、ゾルタクスゼイアンという言葉については、その意味は分からないが、Siri社のプログラマーが入力した情報であることは間違いなく、恐らく、人工知能の世界を思わせるために面白半分で作り上げた言葉だと考えられる。そもそも、そんな簡単に秘密結社の名前を発言してしまっては、秘密ではなくなってしまう。

Siriは人々が親しみやすく、好奇心を抱きやすいように、あたかも人工知能を持っているかのような振る舞いをすることはあるが、それはプログラムによる見せかけ上のものであり、現在の技術では完全なる人工知能の開発までには、程遠いというのが現状である。

関連動画



管理人から一言

尻が、痒いです。