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「カーネル・サンダース人形の呪い」とは、1985年10月16日に日本プロ野球球団の阪神タイガースがセントラル・リーグで優勝した際、熱狂的な阪神ファンがカーネル・サンダース人形を道頓堀川へと投げ込んだことが災いして引き起こされたという呪いのことである。翌年の1986年には、阪神タイガースの主力選手の故障が相次ぎ、その成績は大きく低迷しており、2003年に再びリーグ優勝するまでの17年間もの間、阪神タイガースはリーグ優勝を逃すことになった。
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この呪いの発端とされる事件

1985年10月16日、日本プロ野球球団である阪神タイガースが、21年振りにセントラル・リーグでの優勝を果たした。この時、一部の暴徒化した熱狂的な阪神ファンが、現在の大阪府大阪市中央区にあったケンタッキーフライドチキン道頓堀店前のカーネル・サンダース人形を担ぎ出し、このリーグ優勝に大きく貢献した外国人選手のランディ・バースに見立てて胴上げし、道頓堀川へと投げ込むという事件が発生した。

この事件では、一部の阪神ファンによる、ケンタッキーフライドチキン道頓堀店の店員への暴行が問題となり、いくつかのニュース番組によって取り上げられることになった。また道頓堀川へと投げ込まれたカーネル・サンダース人形については、水面へと浮上することはなく、その後何度か行われた大阪市の職員による道頓堀川の清掃作業においても、何故かカーネル・サンダース人形が発見されることはなかった。

阪神タイガースの成績低迷

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リーグ優勝の翌年である1986年、阪神タイガースは当時の横浜大洋ホエールズに開幕から三連敗を喫することになった。また主力選手の掛布雅之がデッドボールにより手首を骨折し、当時エースとされていた池田親興もベースカバーの際に踵を骨折した。掛布はこの故障の影響により、1988年に引退している。同年、阪神タイガースの成績は大きく低迷し、広島東洋カープ・読売ジャイアンツに大差をつけられ、最終的には三位に終わっている。

1987年、阪神タイガースは球団史上最低勝率を記録し、翌年の1988年には、外国人選手のランディ・バースが病気を患った息子の対応を巡って球団と対立し、シーズン途中で解雇されている。このバースの解雇騒動については、当時の球団代表である古谷真吾が、その責任を取る形で東京都内のホテルから飛び降り自殺をしている。

1988年3月に放送が開始された、朝日放送による人気バラエティ番組「探偵!ナイトスクープ」では、その第一回放送において、阪神ファンの視聴者から寄せられた「阪神タイガースの成績が低迷した原因は、頓堀川へと投げ込まれたカーネル・サンダース人形の呪いによるものかもしれないため、一刻も早く川底からカーネル・サンダース人形を見つけ出してほしい」という依頼を取り上げた。この番組内での調査では、結果的にはカーネル・サンダース人形を発見することはできなかったが、この放送をきっかけに「カーネル・サンダース人形の呪い」の話は都市伝説として、瞬く間に日本全国へと広まっていった。

カーネル・サンダース人形の発見

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2009年3月10日、大阪市建設局による水辺整備事業の一環として障害物調査を依頼されていた南海辰村建設は、道頓堀川の下流付近において、1985年に投げ込まれたものと思われるカーネル・サンダース人形の上半身部分を発見した。

翌日の2009年3月11日、新たにカーネル・サンダース人形の右手と下半身部分が発見され、前日に発見された上半身部分と組み合わされることになった。しかし、眼鏡・左手・両足首についてはその後も発見されず、結局捜索は打ち切りとなった。

2009年3月13日、このカーネル・サンダース人形は大阪市役所にて、日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社の社長のもとへと引き渡された。現在、このカーネル・サンダース人形は「おかえり!カーネル」と命名され、専門家の手によって最小限の修復が行われ、道頓堀川へと投げ込まれた時にかけていたものとされる同型の眼鏡をかけた状態で、大阪市内の警備会社が管理する金庫に保管されているという。

関連動画

この動画は、自称ミュージシャンのビラルとディザスターという二人の人物が、ケンタッキーフライドチキンにてラップで注文をした時の様子を収めた映像である。海外旅行の際にケンタッキーフライドチキンへと訪れる予定のある方は、是非とも参考にしていただきたい。



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