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カリブ海に浮かぶ、小さな島国「バハマ」。この島国は、約700もの島々と約2,400ものサンゴ礁からなる、バハマ諸島を領有している。その島々の一つである無人島の「エグズーマ島」には、「ビッグ・メジャー・ケイ」と呼ばれる美しいビーチがあり、そこには数多くの野生化したブタたちが住み着いている。このブタたちは観光客を乗せたボートを見つけると餌を求めて海を泳いで近寄ってくるのだという。今回は、そんな観光スポットとしても有名となった海を泳ぐブタたちと触れ合える島、エグズーマ島を紹介する。
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「エグズーマ島」とは?

「エグズーマ島」とはバハマ諸島に浮かぶ、小さな無人島のことである。この島は透明度の高いエメラルドグリーンの海とサンゴ礁による白い砂浜を有しており、都会では味わえないようなリゾート気分を満喫することができる。

この島にある「ビッグ・メジャー・ケイ(Big Major Cay)」と呼ばれる美しいビーチには、約20頭以上もの野生化したブタたちが住み着いており、観光客を乗せたボートを見つけると餌を求めて海を泳いで近寄ってくるのだという。またこのブタたちは魚肉ソーセージが大好物である。

このブタたちには、白色や黒色、茶色のまだら模様など数種類の色を持つ個体が確認されており、また大きいものでは体長が約1mを超えるものもいるが、どのブタたちも人懐っこく、決して人間に危害を加えることはないという。そのため、現在では、この島は「海を泳ぐブタたちと触れ合える島」として有名な観光スポットとなっている。

ブタたちが野生化した理由

このエグズーマ島でブタたちが野生化した理由としては、下記のような説が挙げられている。
  • 船乗りがブタを食料として島に持ち込んだところ、ブタたちが逃げ出して野生化し、そのまま繁殖していった
  • ブタを乗せた船が何らかの理由で難破し、船から逃げ出したブタたちが、海を泳いでこの島へと辿り着いた
  • 近くの人々が住んでいる島にある、養豚場から逃げ出したブタたちが、海を泳いでこの島へと辿り着いた

「エグズーマ島」への行き方

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このエグズーマ島へは、バハマの首都ナッソーからバハマ諸島のいくつもの島々へと向けて出航しているという、定期船に乗って行くことができる。またシガレット・ボートと呼ばれるスピードの出る船に乗れば、約1時間ほどで到着するという。

ちなみに、この島では野生化したブタ以外にも、毒を持たないエイや小型のサメなども棲息しており、ブタと同じように人懐っこいため、こちらも餌をあげることができる。またこの島と同じく、バハマ諸島にある「アレンズ・キー島」では、数十匹の野生のイグアナが棲息しており、こちらも誰でも餌をあげることができるという。

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管理人から一言

ブタの、ブタによる、ブタのためのユートピアですね…。