201602180101

「時空のおっさん」とは、2006年2月頃から電子掲示板サイト「2ちゃんねる」を中心としてインターネット上で広まっている、「異世界のようなところに迷い込んだ際、謎の老人に出会うことがある」という都市伝説のことである。この話は2005年7月に2ちゃんねるにおいて書き込みされた不思議な体験談が発端となっており、その後、複数の人々から同じような体験談が報告されたことによって、この話は注目を集めるようになった。
スポンサーリンク

「時空のおっさん」とは?

「時空のおっさん」とは、2006年2月頃から電子掲示板サイト「2ちゃんねる」を中心としてインターネット上で広まっている、「この世界とはどこか異なる、異世界のようなところに迷い込んだ際、作業着やスーツ姿をした謎の老人に出会うことがある」という異世界に関する都市伝説のことである。

この話が生まれた経緯としては、2005年7月に2ちゃんねるにおいて書き込みされた不思議な体験談が発端となっている。その内容とは、「ある男子学生が大学へと向かうと、なぜか校内には誰もいない。そのことを不思議に思っていると、突然、男子学生の携帯電話が鳴り出す。そして、男子学生が電話に出ると、その相手は老人のような声をしている。その時に目が覚め、全ては夢だったのだと気づくのだが…」というものである。

その後、複数の人々から「自分も、この世界とは思えないような不思議な世界で謎の老人に出会ったことがある」という、同じような体験談が多数報告されたことによって、この話は注目を集めるようになった。

「時空のおっさん」の体験談

201602180102

この「時空のおっさん」の発端となっている、2005年7月に電子掲示板サイト「2ちゃんねる」にて書き込みされた体験談とは、下記のようなものである。

これは2ヶ月ぐらい前に、実際に体験したことです。もしかしたら、ただの夢だったのかもしれませんが、聞いてください。

その日、朝起きたのは10時だった。現在、大学は9時半から始まるわけだが、いつも少し遅刻して行く自分は、別に焦ることはなかった。ちなみに俺の家から大学までは、3分ぐらい着く距離。朝の朝食として前日の残り物を食べ、ダラダラと支度をしてたんで、結局大学に着いたのは10時24分だった。

大学の中には、人は全くいなかった。というか、完全にゼロの状態。みんな授業にちゃんと出てて偉いな。そんなことを思っていた。それで自分は教室に向かった。教室に着き、中に入ってみると誰もいない。教室を間違えたのかと思い、紙で確認したらやっぱり、今日の講義がある教室。おかしいなと思い、部屋を出ようとした瞬間、携帯電話が鳴った。

不思議なことなんだけど、その携帯電話の表示が「NOBODY」って英字で表示されてた。そして、俺はこの時何を思ったのか、電話に出てしまった。

「はい、もしもし…」

「お前、何でここにいるんだ!」

それは、おっさんの声だった。

「あなた誰です…?」

「そんなことはどうでも良い。どうやってここに入ってきた?」

「はい?あなた何を言ってるんですか…?」

「外を見てみろ!」

「イタズラ電話は止めてください」

俺はそう言ってから、電話を切った。しかし、少し気になって2階の教室のベランダから外を見てみた。すると、教室から大学のグランドが見える。その中央におっさんが立っていた。そして、そのおっさんは携帯電話らしきものを耳に当てていた。俺がまじまじとおっさんらしき人物を見ていると、おっさんが俺の方にゆっくり顔を移動させた。

何か、ヤバイ。俺はそう直感した。すると、おっさんはポケットに手を入れたんだ。なぜだかわからないが、危険だと察知した俺は、ベランダから急いで離れて教室を出た。その瞬間、身体が伸びるような初めて体験する妙な感覚に襲われた。

その時、目が覚めた。俺は自分の部屋で寝ていた。時刻は8時ぴったりだった。不思議な夢を見たな。そう考えながら、大学の準備をしていると、ある異変に気づいた。

それは冷蔵庫を開けた時、前日の夕飯の残り物がなかったんだ。台所にその食器だけが置いてあった。

俺は、今でも思う。あの時見たおっさんは、「時空の番人」なのではないだろうか?ちなみに、おっさんの声も見た時の姿などは、一切覚えていない。でも、おっさんだという感覚だけは覚えている。なぜかは、わからないが…。

「時空のおっさん」の特徴

201602180103

いくつかの体験談・目撃談による、「時空のおっさん」の特徴とは下記の通りである。
  • 異世界のようなところに迷い込んだ際、突如として謎の老人が現れる。その老人の服装は、作業着やスーツ姿であることが多い。しかし、その顔については誰も覚えておらず、また影がなかったという目撃談もある。
  • 謎の老人は、主に携帯電話を通して「どうやって、ここにやって来た?」、「一体、ここで何をしている?」などと聞いてくる。そこで事情を伝えると、その老人は携帯電話を使って、誰かと連絡を取り始める。
  • 謎の老人がポケットに手を入れたり、または老人に触られると目が覚め、もとの世界へと戻ることになる。またトンネルなどに誘導されて目が覚めることもあり、もとの世界へと戻る際には不思議な感覚や強い衝撃、急な頭痛や目眩などに襲われることがある。
  • もとの世界へと戻った際、なぜか時間が巻き戻っていたり、自分のいた場所が変わっていたり、ただの夢だったのかのように演出されていることがある。しかし、服が不自然に汚れていたり、傷跡が残っていたり、その異世界のようなところで経験したことが、現実のものとして残っている。
  • その謎の老人には、子供の頃に出会う者が多い。またなぜか、その老人は子供に対してはとても優しい。しかし、その異世界のようなところで何かを食べてしまったり、長い時間を過ごすと、二度ともとの世界へは戻れなくなってしまうという。

その真相とは?

201602180104

現在、この「時空のおっさん」の正体については、下記のように様々な意見が挙げられている。
  • その異世界のようなところは「未来の世界」であり、謎の老人は未来の世界で働く公務員として、時空の狭間に迷い込んだ人々を、もとの世界へと返す作業を行っている。
  • 謎の老人はパラレルワールドの生成・管理を行っている人物であり、消滅・破綻しかけている並行世界に迷い込んだ人々を、もとの世界へと返す作業を行っている。
  • 謎の老人は霊的な存在であり、この世とあの世の狭間にある「中間の世界」へと迷い込んだ人々を、もとの世界へと返す作業を行っている。
これらの他にも「謎の老人は、精巧なゴム製のマスクを被った宇宙人である」、「謎の老人はタイムトラベルの技術を悪用している、時間犯罪者である」などの突拍子もないような意見が飛び交っている。

恐らく、単純にリアリティの高い夢を見ていただけだと考えるのが現実的だが、現在のところ、その老人の正体以前に異世界の存在すら解明されていない状況のため、今後も新たな体験談や目撃談が報告され、様々な意見や憶測などが飛び交うものと推測される。

関連動画



管理人から一言

クロノ・トリガーの「時の最果て」を思い出します…。