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アメリカとカナダの国境付近に位置し、複雑な沿岸地形を形成している海峡「セイリッシュ海」。2007年8月20日以降、このセイリッシュ海の周辺では、人間の足が砂浜などに漂着しているのを地元の住民が発見するという、謎の怪奇事件が相次いで発生しており、現在までに合計で15本もの足が発見されている。その15本の足のうち4本の足については、それぞれが1組になっており、現時点では7本の足の身元が判明しているものの、その他の足については未だに身元や死因などが一切不明のままとなっている。
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「セイリッシュ海 人間の足大量漂着事件」とは?

「セイリッシュ海 人間の足大量漂着事件」とは、2007年8月20日以降にアメリカとカナダの国境付近に位置する、「セイリッシュ海」の周辺にて相次いで発生している、人間の足が砂浜などに漂着しているのを地元の住民たちが発見するという謎の怪奇事件のことである。

現在までに合計で15本もの足が発見されており、そのうち4本の足については、それぞれが1組になっていることが判明している。現時点では、この15本の足については男性が7人、女性が1人、性別不明が5人の合計で13人のものだと考えられている。

また7本の足については、DNA鑑定などによって身元が判明しているものの、その他の足については未だに身元や死因などが一切不明のままであり、セイリッシュ海の周辺に漂着した原因についても詳しくはわかっていない。

この一連の事件は、5本目の足が発見された時点でオーストラリアのヘラルドサン紙やイギリスのガーディアン紙、南アフリカ共和国のケープ・タイムズ紙などの大手新聞に取り上げられ、「セイリッシュ海で起きたミステリー事件」として世界各国で大きく報道されることになった。

15本の足の情報

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この事件において、現在までに発見されている15本の足の情報は、下記の通りである。

  • 1本目の足
日時:2007年8月20日
場所:カナダのブリティッシュコロンビア州 ジェデディア島
詳細:この最初の足を発見したのは、アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.からジェデディア島へと遊びに訪れていた幼い少女だった。少女が砂浜に流れ着いた靴を拾ってみたところ、その靴の中には人間の足が入ったままだったのだという。この足はブリティッシュコロンビア州に住んでいた、ある男性の右足だと推測されている。その男性は鬱病を患っていたものと考えられており、行方不明となっていた。

  • 2本目の足
日時:2007年8月26日
場所:カナダのブリティッシュコロンビア州 ガブリオラ島
詳細:この足は男性の右足だということが判明している。しかし、腐敗が進んでいるため、身元の特定には至っていない。

  • 3本目の足
日時:2008年2月2日
場所:カナダのブリティッシュコロンビア州 ヴァルデス島
詳細:この足はブリティッシュコロンビア州に住んでいた、ある男性の右足だと推測されている。また2008年6月16日にウェストアン島で発見された男性の左足についても、この男性のものだと考えられている。

  • 4本目の足
日時:2008年5月22日
場所:カナダのブリティッシュコロンビア州 カークランド島
詳細:この足はブリティッシュコロンビア州に住んでいた、ある女性の右足だと推測されている。この女性は、2004年4月頃にブリティッシュコロンビア州の都市ニューウエストミンスターにある、パタロ橋からフレーザー川に身を投げたことが判明している。また2008年11月11日にリッチモンドで発見された女性の左足についても、この女性のものだと考えられている。

  • 5本目の足
日時:2008年6月16日
場所:カナダのブリティッシュコロンビア州 ウェストアン島
詳細:この足はブリティッシュコロンビア州に住んでいた、ある男性の左足だと推測されている。また2008年2月2日にヴァルデス島で発見された男性の右足についても、この男性のものだと考えられている。

  • 6本目の足
日時:2008年8月1日
場所:アメリカ合衆国のワシントン州 ピシュト
詳細:この足はブリティッシュコロンビア州以外の地域で発見された、最初の足である。この足は男性の右足だということが判明している。しかし、腐敗が進んでいるため、身元の特定には至っていない。

  • 7本目の足
日時:2008年11月11日
場所:カナダのブリティッシュコロンビア州 リッチモンド
詳細:この足はブリティッシュコロンビア州に住んでいた、ある女性の左足だと推測されている。この女性は、2004年4月頃にブリティッシュコロンビア州の都市ニューウエストミンスターにある、パタロ橋からフレーザー川へと身を投げたことが判明している。また2008年5月22日にカークランド島で発見された女性の右足についても、この女性のものだと考えられている。

  • 8本目の足
日時:2009年10月27日
場所:カナダのブリティッシュコロンビア州 リッチモンド
詳細:この足はブリティッシュコロンビア州に住んでいた、ある男性の右足だと推測されている。この男性は、2008年1月頃に行方不明となっており、その死因は自然死だと考えられている。

  • 9本目の足
日時:2010年8月27日
場所:アメリカ合衆国のワシントン州 ウィドビー島
詳細:この足は幼い子供、あるいは女性の右足だと見られている。しかし、腐敗が進んでいるため、身元の特定には至っていない。

  • 10本目の足
日時:2010年12月5日
場所:アメリカ合衆国のワシントン州 タコマ
詳細:この足は幼い子供、あるいは小柄な成人の右足だと見られている。しかし、腐敗が進んでいるため、身元の特定には至っていない。

  • 11本目の足
日時:2011年8月30日
場所:カナダのブリティッシュコロンビア州 フォールス川
詳細:この足は性別・左右ともに不明となっており、腐敗が進んでいるため、身元の特定には至っていない。

  • 12本目の足
日時:2011年11月4日
場所:カナダのブリティッシュコロンビア州 ササマット湖
詳細:この足はブリティッシュコロンビア州に住んでいた、ある男性の右足だと推測されている。その男性は、1987年頃から行方不明となっていた。

  • 13本目の足
日時:2011年12月10日
場所:アメリカ合衆国のワシントン州 ユニオン湖
詳細:この足は性別・左右ともに不明となっており、腐敗が進んでいるため、身元の特定には至っていない。

  • 14本目の足
日時:2012年1月26日
場所:カナダのブリティッシュコロンビア州 バンクーバー
詳細:この足は性別・左右ともに不明となっており、腐敗が進んでいるため、身元の特定には至っていない。

  • 15本目の足
日時:2014年5月6日
場所:アメリカ合衆国のワシントン州 シアトル
詳細:この足は男性の左足だと見られている。しかし、腐敗が進んでいるため、身元の特定には至っていない。


また2008年6月頃にも、カナダのブリティッシュコロンビア州にあるバンクーバー島にて、人間の足と思われる物体が発見されているが、これは白骨化した動物の脚を使ったイタズラであることが判明している。このイタズラの犯人は、地元警察によって公務執行妨害罪で逮捕されている。

しかし、その後もカナダのブリティッシュコロンビア州周辺からは、イタズラ目的の人間の足のような形をした偽物の物体がいくつも発見されている状況である。

その真相とは?

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現在までに発見されている15本もの人間の足については、どれも腐敗が進んでおり、また腐敗があまり進んでいないものでも、内部の脂肪が変性して死蝋化しているものが多い。そのため、法医学におけるDNA鑑定などでは、身元の特定や死因の解明などが困難な状況となっている。

しかし、その足の切断面からは、道具などを使って人為的に切断した際に見られるような形跡などは確認されておらず、あくまで水中で自然に分離したものが多いということが判明している。そのため、地元警察は犯罪性が低いものとして調査を進めているという。

また一説では、2004年12月26日にインドネシアにある、スマトラ島の付近で発生した「スマトラ島沖地震」による津波で亡くなった人々の足が、セイリッシュ海の周辺へと流れ着いたのではないかとも言われている。その理由としては、靴を履いていたままの足が何本も確認されており、その靴の多くが2004年に製造・販売されていたものだということが判明しているためである。また海流についても、スマトラ島沖地震による津波がセイリッシュ海の周辺へと向かう可能性が高いことなどが指摘されている。

その真相は未だに不明のままとなっており、一度水中で腐敗して分離した四肢が浮かび上がることはとても珍しいため、統計的にも奇怪な事件だとされている。

関連動画

この動画は、水族館で幼い少女を前にして素早く泳ぐ姿を披露し、少女が転ぶと心配するような素振りを見せる、優しくて賢いアシカの映像である。「足」と「アシカ」。お口直しには、ぴったりではないだろうか。



管理人から一言

この事件の最も怖いところは、「現在進行形」だというところですね…。