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「クレヨンしんちゃん」とは、1990年から2010年にかけて、双葉社発行の漫画雑誌「漫画アクション」と「まんがタウン」にて連載されていた、漫画家の臼井儀人によるギャグ漫画のことである。1992年にはテレビ朝日によってアニメ化されており、現在では日本全国の子供を中心として、幅広い世代の人々から絶大な人気を誇っている。しかし、この漫画には「実は、しんのすけは交通事故に遭ってすでに死亡しており、全てはみさえによる妄想である」という都市伝説が存在している。
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「クレヨンしんちゃん」とは?

「クレヨンしんちゃん」とは、1990年から双葉社発行の青年向け漫画雑誌「漫画アクション」にて連載が開始され、2000年には同じく双葉社発行の4コマ漫画専門の漫画雑誌「まんがタウン」に移籍した後、2010年まで連載が続けられていた漫画家の臼井儀人によるギャグ漫画のことである。現在は臼井儀人のアシスタントにより、「新クレヨンしんちゃん」というタイトルで連載が行われている。その略称は「クレしん」、「しんちゃん」などである。

1992年にはテレビ朝日によってアニメ化されており、翌年の1993年からは毎年ゴールデンウィークの時期にアニメ映画が製作・公開されている。現在では日本全国の子供を中心として、幅広い世代の人々から絶大な人気を誇っており、日本の国民的アニメの一つとして数えられている。

「クレヨンしんちゃん」の登場キャラクター

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この「クレヨンしんちゃん」には多くのキャラクターが登場するが、その中心となっている野原一家の詳細とは下記の通りである。

  • 野原しんのすけ
本作の主人公であり、太い眉毛と丸刈り頭が特徴的な5歳の幼稚園児である。その一人称は「オラ」であり、言葉の語尾に「~ゾ」をつけることが多い。基本的には「おバカ」な幼稚園児であり、「ケツだけ星人」などのギャグを多く持っているが、その年齢には相反し、ませた発言をして周囲の大人を困惑させてしまうこともある。なぜか、笑う際には顔が相手に見えないように必ず後ろを向くが、口元がニヤニヤしているのがバレてしまっている。また好きな食べ物は「チョコビ」というお菓子である。

  • 野原みさえ
ひろしの妻であり、しんのすけとひまわりの母親でもある、29歳の専業主婦である。旧姓は「小山」であり、姉のまさえと妹のむさえがいる。21歳の小山田物産でOLをしていた頃にひろしと出会い、北千住駅のホームでプロポーズを受けて結婚し、その後、しんのすけとひまわりを出産した。ボリュームのある髪型が特徴的であり、基本的には「短気」・「ケチ」・「見栄っ張り」の三拍子を兼ね備えた性格をしているが、子育てに関してはとても積極的である。

  • 野原ひろし
みさえの夫であり、しんのすけとひまわりの父親でもある、35歳の双葉商事に勤務するサラリーマンである。20歳の時に秋田県から上京し、東京都の双葉商事に就職した。現在では勤続15年であり、双葉商事営業2課の係長を務めている。四角形のような顔と濃い無精ヒゲが特徴的であり、普段はみさえの尻に敷かれている恐妻家だが、いざとなると野原一家の大黒柱として頼りになる一面を見せる。また現在の一人称は「俺」だが、幼少時はしんのすけと同じく「オラ」だった。

  • 野原ひまわり
しんのすけの妹である、0歳の幼児である。その名前はアニメの視聴者から多数寄せられた名前の中から、原作者の臼井義人が選出したものである。物語の中では、しんのすけが名付け親ということになっている。まだ言葉を話すことはできず、「あ~」や「う~」という声を発するのみだが、注意深く聞くと日本語の言葉を話しているように聞こえる時がある。オレンジ色で天然パーマのかかった髪型が特徴的であり、光るものやイケメンが大好きである。またみさえを指差し、はっきりと「ペチャパイ」・「オバちゃん」と言ったことがある。

  • シロ
道端に箱に入れられて捨てられていたところ、しんのすけに拾われたことがきっかけで、野原一家の飼い犬となった、白い犬である。その名付け親はしんのすけであり、名前の由来は体毛が真っ白なことにある。性別はオスだが、生年月日は不明であり、雑種の小型犬である。庭にある小屋の中で飼われており、自分の体を丸める「わたあめ」や、自分の股間をかきむしる「チンチンカイカイ」などの特技を持っている。気弱なところがあるが、とても利口な犬であり、野原一家で一番の「しっかり者」である。また人間の言葉を話す際、一人称は「ぼく」となっている。

「クレヨンしんちゃん」にまつわる都市伝説

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この「クレヨンしんちゃん」という漫画は、一般的には「子供向けの作品」として広く受け入れられている。しかし、この漫画にはそのようなイメージとは遠くかけ離れた、残酷な都市伝説が囁かれている。

その都市伝説の内容とは、主に下記のようなものである。

「クレヨンしんちゃん」には、その漫画が連載される以前に書かれたプロット(全体的な物語の構成や因果関係をまとめたもの)が存在する。

そのプロットによれば、実は物語が始まる前の時点でしんのすけは交通事故に遭ってすでに死亡しており、全てはみさえによる妄想・幻想である。みさえの周りの人物は、ただ話を合わせているだけであり、まだ幼いひまわりと犬のシロには、幽霊となったしんのすけの姿が見えている。

また「クレヨンしんちゃん」というタイトルは、精神に異常をきたしたみさえが、しんのすけが生前に大切にしていたクレヨンを使い、「もし、しんのすけが生きていたら、このように成長していただろう」とノートにしんのすけの絵を描いたことに由来しており、そのタイトル自体が一つのヒントとなっている。

他にも、「みさえは、専業主婦になる前に声優をしていた」、「もともとひろしは女性であり、後に性別適合手術を受けて男性となった」、「実はひまわりは、ひろしとみさえの子供ではなく、別の夫婦の子供である」、「シロが捨てられた理由は、癌になったためである」など様々な噂が囁かれている。

その真相とは?

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まず、漫画や小説などを書く際には、物語の設計図としてプロットが作成されることはよくあることだが、この「クレヨンしんちゃん」については、都市伝説として囁かれているような情報が書かれたプロットが発見されたという事実は、現在までに確認されていない。また原作者である、臼井儀人の担当編集者やアシスタント、出版社の双葉社が、そのような情報を公表したという事実も一切存在していない。

そのため、このクレヨンしんちゃんにまつわる都市伝説を裏付けるような根拠などは全く存在しておらず、全てはただの噂話の域を出ないものである。このような都市伝説が生まれた経緯としては、クレヨンしんちゃんが連載を行っていた、「まんがタウン」の2007年9月号に掲載された話の内容が影響しているものと考えられる。その話とは、しんのすけが通う幼稚園に勤めている、まつざか先生の彼氏である行田徳郎が、アフリカへと渡った際に爆弾テロに巻き込まれて死亡し、まつざか先生が一時的に自暴自棄に陥るというものである。この話については「子供向けの作品にしては、あまりにも内容が暗すぎる」という理由でインターネット上では話題となった。

しかし、もともとクレヨンしんちゃんが掲載を開始した、双葉社の漫画アクションは青年向け漫画雑誌であるため、その表紙にはグラビアアイドルの写真が使われており、当初のクレヨンしんちゃんはアニメでは放送できないような性的表現が多く、ブラック・ユーモア色の強い内容の話が多かった。そのため、家族向けに作られたアニメだけを見ている人々には少し残酷な展開として受け取られたかもしれないが、原作の漫画を読んでいる人々には特におかしな内容とは思えない範囲のものである。

この「クレヨンしんちゃん」という作品のタイトルについては、「エンピツしんちゃん」という、しんのすけが小学校へと進学した際の話が単行本の第29巻に収録されており、その話はアニメ化もされている。そのことから推測すると、単純に「クレヨン」という言葉が「幼稚園児」を連想させるためであり、特に深い意味はないものと考えられる。またひまわりに関しても、プロットの時点で様々な裏設定などが書かれていると言われているが、ひまわりという登場キャラクターについてはアニメのマンネリ化を防ぐためのテコ入れとして、1996年9月27日放送の「赤ちゃんが生まれたゾ」という放送回で登場したのが最初であり、この漫画の連載が開始された1990年には想定されていなかったものである。

また2009年9月11日に原作者の臼井儀人が、群馬県にある妙義荒船佐久高原国定公園の荒船山へと趣味の登山に出かけた際、誤って高さ120mの崖から転落して死亡している。この臼井儀人が死亡した時期から、インターネット上ではクレヨンしんちゃんにまつわる都市伝説が広まったことを考えると、原作者の死がこのような都市伝説を広めてしまった要因の一つになっているとも言えるのではないだろうか。

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管理人から一言

ひろしが元女性とか、勘弁してほしいんだゾ…。