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黒のスーツに黒のネクタイ、おまけに黒の革靴を履いた、闇の組織「メン・イン・ブラック(MIB)」。彼らはUFOや宇宙人などに近づきすぎてしまった人の前に現れ、他言しないように警告したり、脅迫をすると言われている。今回はそんな人気映画のモデルにもなった彼らの正体に迫る。
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「MIB」の詳細

「メン・イン・ブラック(MIB)」の外見の特徴としては、黒の背広に黒のネクタイ、黒の革靴を履き、黒のサングラスを着用した、全身黒ずくめの姿で黒塗りの大型セダンに乗り、2~3人組で行動を行うことが多いという。

彼らの顔つきはアジア人的であるという報告が多く、宇宙人や未確認飛行物体を目撃した後、目撃者の自宅や職場に現れ、「宇宙人や未確認飛行物体を目撃したことについて、他言しないように」との警告や脅迫を行うとされている。

彼らの「忠告」を無視した場合には、「殺害するぞ」などの再警告を受けたり、目撃者の自動車が謎の当て逃げ事故に巻き込まれるなどの話も存在する。目撃例の多い地域は、主にアメリカやカナダ、イギリスなどの英語圏の国々である。

「MIB」の目撃談

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1920年代中頃から、MIBの目撃報告が増加し始め、最も古い事例では、1924年のウェストバージニア州にてMIBらしき人物が目撃されている。翼が無く、無音で飛行する、謎の飛行物体が墜落した現場に赴いた新聞記者のジョン・コールは、黒ずくめのスーツに身を包んだ場違いな男たちを現場で目撃している。

1960年代にアメリカ空軍やNORADの身分証明書を示した人物による、未確認飛行物体や宇宙人の目撃者に対する脅迫事件が多発したため、FBIが遭遇者に対して本格的な調査を行ったところ、遭遇者に示された身分証明書に記された名前の人物が、本当は存在しなかったり、実在の人物ではあるが、別の政府機関に勤務していたというケースも発覚している。

その後、1980年12月にイギリスにあるNATOのウッドブリッジ基地で未確認飛行物体が目撃された際には、黒服の2人組の男性が近隣の住人に、「未確認飛行物体を目撃していないか」ということを聞き回ったケースも報告されている。

「MIB」の正体に関する説

「メン・イン・ブラック」の正体については諸説存在するが、主に下記の二つの説が有力とされている。

  • 政府組織による工作説
これはMIBの正体はCIA、または政府直属の秘密工作員であり、UFO問題を一般国民から隠すための謀略に従事しているという説である。UFOジャーナリストのフランク・エドワーズは1967年6月24日に急死を遂げているが、その際にMIBが目撃されている。

またMIBに関する初の著作を刊行していたレイ・バーカーは、手紙と電話でエドワーズの急死を事前に予告されていた。この事件が明るみに出ると、「エドワーズはUFOを隠蔽したい政府の工作により消された」という噂が広まり、この説に注目が集まった。

  • 異星人、地球外生命体説
これはMIBの中には、肉体的に極めて異常な特徴を持つ者がいるため、MIBの正体は宇宙人であるという説である。実際に報告が確認されている例としては、「人間とは思えないほど、異常に痩せこけている」、「死体のように青ざめた肌をしている」、「左右の眼を別々に動かしている」などである。

1966年にUFOを目撃したラルフ・バトラーは、翌年にアメリカ空軍の自らを「リチャード・フレンチ」と名乗る、黒ずくめの人物の訪問を受けた。「体調が悪い」と語るこの人物に、ラルフ夫人がゼリーを勧めたところ、この人物はスプーンの使い方が分からず、困り果てたような反応を見せたと言われている。

その真相とは?

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アメリカ空軍の公式研究機関プロジェクト・ブルーブックによると、偽物の空軍士官やFBIが多数出没しており、これに悩まされているという事実を公表している。アメリカを中心に多くの目撃遭遇報告が存在するが、あまりに突飛なものが多く、一種の都市伝説として定着している。また「もし、本当にMIBが存在しているならば、彼らはMIB自身の目撃情報も抹消するはずなのではないか」という意見もある。

イタリアのUFO研究家マルセル・デバルが、UFOの目撃者に状況などを聞いた際、その時の様子を一部の人々に誇張されて語られてしまい、結果、「UFOを目撃したら、謎の人物が訪問してきた」というようにデバルがMIBに勘違いされたという事例も存在する。

以上のことから、一部の人々による誤解や、MIBのことを面白おかしく受け取った人々による創作話が大半であると考えられているが、その決定的な証拠も存在せず、真相は闇の中である。

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管理人から一言

映画「メン・イン・ブラック」のパグ犬、可愛いですよね…。