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「ムーミン」とは、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンによって書かれた小説であり、またそれを原作とした漫画・アニメ作品などの総称である。「ムーミン」の世界設定や登場人物には謎な点が多く、そこにはいくつかの都市伝説と怖い解釈が存在する。
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「ムーミン」とは?

「ムーミン」とは、フィンランド・ヘルシンキ出身の女性作家トーベ・ヤンソンによって書かれた小説である。1945年にムーミン・シリーズの第一作、「小さなトロールと大きな洪水」が出版され、その後、小説作品は長編・短編集合わせて9作品が刊行されている。

末弟のラルス・ヤンソンによって漫画化され、新聞に連載されたことがきっかけ人気を博し、その後「ムーミン・ブーム」が生まれた。日本では1969年以降、何度かアニメ化が行われている。

その物語の舞台は、フィンランドのどこかにあるとされるムーミン谷である。そこには大小様々なバリエーションの妖精たちが住んでおり、日々新たな発見に遭遇しながらも穏やかに暮らしている。

しかし、その世界設定や登場人物たちの正体については、明らかにされていない部分が多く、そこにはいくつかの都市伝説と怖い解釈が存在する。

世界設定・登場人物に関する都市伝説

それは「実はムーミンの世界は、核戦争後の地球である」というものである。「ムーミン」の世界に人間らしき生き物がほとんど出てこないのは、「核戦争によって人類が滅亡したため」だと言われている。

登場人物のムーミン一家は、直立したコビトカバのような風貌をしているが、これは核戦争による放射能の影響で、突然変異を起こして生まれたカバであるとされている。

また服を着て靴を履いてる、人間に近い容姿をしたスナフキン。彼は自由と孤独、音楽を愛する旅人だが、その正体は実は元軍人であり、彼が旅を続けている理由は「生き残りの同胞を探している」のだという。

そして、スナフキン同様に人間に近い容姿をしており、タマネギのように結った髪型と小さな身体が特徴のミイ。彼女が小さな身体をしている理由は、「核戦争の際に目の前で両親が死ぬ瞬間を見てしまい、そのショックから身体の成長が止まってしまった」のだとされている。

最終回の解釈

「ムーミン」の最終回はムーミン谷に冬が訪れ、雪が降り出し、全ての妖精たちが冬眠に入るというもの。しかし、この最終回についてもいくつかの怖い解釈が存在する。

それは、「核兵器を使用した際に発生する『核の冬』の暗示なのではないか」というものである。「核の冬」とは、核兵器を使用すると、灰や煙といった微粒子が空気中に大量に漂い、日光をさえぎってしまうため、急激な気温低下により、人為的に氷河期が発生するという現象である。

つまり、ムーミン谷の妖精たちは冬眠に入ったのではなく、二度と眼を覚ますことのない、永遠の眠りに就いたのだというのである。

その真相とは?

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日本ではそのアニメ版のイメージが強い「ムーミン」だが、アニメ版は原作に比べ、子供向けの作品として暗いイメージを与える部分が排除されており、キャラクターデザインも原作の挿絵とは大きく異なって、丸みを帯びた可愛らしいものとなっている。これに対して原作者のトーベ・ヤンソンからは「これは私のムーミンではない」という批判を受けており、日本国外での放送は許可が降りていないのである。

原作の小説は、第二次大戦の戦中・戦後に執筆されたためか、洪水や彗星の襲来などの自然災害が繰り返し描かれている。また原作者のトーベ・ヤンソンは、「ムーミン・ブーム」の際に心身共に疲れ果てていたと言われており、後期の作品は童話の形を取っているものの、内観的な要素が強く、純文学に近い作品となっている。

これらのことから「ムーミン」のアニメ版と原作との大きな相違に気づいた一部の人々が、世界設定や登場人物に関する暗い解釈を行い、それが事実であるものとして流布され、広まってしまったものだと考えられる。

余談だが、ムーミン一家のデザインは原作者のトーベ・ヤンソンが次弟のペル・ウーロフ・ヤンソンとの口喧嘩に負けた際、トイレの壁に悔し紛れに描いた 「SNORK(とても醜い生き物)」という落書きが元になっている。またスナフキンの容姿は人間に近いが、手が4本指で尻尾が描かれた挿絵も存在し、 ミイには34人の兄弟姉妹がいるが、皆、ミイに負けず劣らず小人である。

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管理人から一言

ムーミンの筆箱、持ってます。可愛いですよね…。