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「白いソアラ」とは、1980年代頃から日本の若者を中心として広まったとされている、トヨタの高級クーペ「ソアラ」にまつわる都市伝説のことである。その内容とは、「国道沿いにある某中古車販売店では、白色のソアラが数万円という破格の値段で売られている。しかし、そのソアラの運転者や同乗者は必ず交通事故に遭い、最終的には首を切断するという形で死んでしまう」というものである。この都市伝説は、別名「首ちょんソアラ」とも呼ばれている。
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「白いソアラ」とは?

この「白いソアラ」という都市伝説には複数のバリエーションが存在するが、下記はもっとも一般的に広まっている話である。

群馬県の国道沿いにある某中古車販売店には、白色のソアラが5万円で売られている。

ある日、このソアラを発見した男子大学生は、高級車のソアラが破格の値段で売られていることに仰天する。彼はこの車のどこかに変な箇所がないか念入りに調べるが、その車体の状態は良く、彼はソアラの購入を決意した。

後日、家に車が届き、彼は彼女を連れてドライブへと出掛けた。このソアラは大変に運転がしやすく、予想通り何の問題もなさそうだった。ドライブは盛り上がり、彼女はサンルーフから顔を出して風に当たり始めた。

しかし、その時、折れ曲がって道路へとはみ出していた標識が彼女の顔に直撃する。その標識は薄い面をこちらに向けており、彼女の首は切断され、その首はボンネットに落ちて道路へと転がっていった。それを見た彼は精神に異常をきたし、その後、精神病院へと入院したものの結局亡くなってしまったという。

実は過去にこの車に乗っていた者は、皆同じように運転中の無残な事故によって首を切断するという形で死亡していたのだ。そして、その「白いソアラ」は再び売りに出されており、今もどこかの店先で次の主人を待ち続けているのだという…。

その真相とは?

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1989年、広島県の廿日市市にて車が山陽本線の高架下を通過する際、サンルーフから頭を出していた子供二人が、コンクリートの壁に頭をぶつけて死亡するという事故があった。これは国内初の「サンルーフ事故」として、当時は大きく報道されていた。しかし、この事故で首が切断されたという事実はない。

また2013年にも、山口県の萩市椿東にある市道で車のサンルーフから頭を出していた子供が、高架下の鉄製防護工に頭を強く打って死亡するという事故が発生したが、この車はワンボックスカーであり、過去にソアラのサンルーフから頭を出したことが原因による事故は日本国内では一度も発生していない。

しかし、この「白いソアラ」という都市伝説が日本国内で広まる以前の古い時代から、海外では「呪われたポルシェ」と呼ばれる、この話に酷似した都市伝説が流行していたことが確認されている。

これらのことから、海外の都市伝説などから着想を得た人物による事実無根の創作話が、都市伝説として全国へ広まってしまったものと考えられる。

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管理人から一言

「白い軽四は、女の子にはモテない」という都市伝説は、事実です…。