「十字架の丘」とは、リトアニア北部の都市シャウレイから北方約12キロの地点に位置する、無数の十字架が立てられたカトリック教会の巡礼地のことである。この地に初めて十字架が立てられたのは、1830年から1831年頃にかけて、ポーランドとリトアニアにて発生した11月蜂起の後だと考えられており、現在では合計で約50,000個以上もの十字架が無造作に立てられている。2001年には、ユネスコの無形文化遺産において、「リトアニアの十字架の手工芸とその象徴」として掲載されており、現在ではリトアニアを代表する観光地の一つとして広く知られている。
地域・土地・場所
「十字架の丘」とは、リトアニア北部の都市シャウレイから北方約12キロの地点に位置する、無数の十字架が立てられたカトリック教会の巡礼地のことである。この地に初めて十字架が立てられたのは、1830年から1831年頃にかけて、ポーランドとリトアニアにて発生した11月蜂起の後だと考えられており、現在では合計で約50,000個以上もの十字架が無造作に立てられている。2001年には、ユネスコの無形文化遺産において、「リトアニアの十字架の手工芸とその象徴」として掲載されており、現在ではリトアニアを代表する観光地の一つとして広く知られている。
インド洋に浮かぶ、イエメン領の島「ソコトラ島」。この島は、今から約2,000万年前にアフリカ大陸から分離したものと考えられており、2008年には「独特の生態系を維持している島」として、ユネスコの世界遺産に登録されている。この島に生息している植物には特殊な進化を遂げたものが多く、現在までに約300種類以上の固有種が確認されている。その中でも「竜血樹」という常緑植物は、その怪奇な見た目からこの島のシンボルとして扱われることが多い。今回は、そんな「インド洋のガラパゴス」とも呼ばれる、どこか異世界のような雰囲気が漂うソコトラ島を紹介する。
「しとどの窟(いわや)」とは、神奈川県の足柄下郡にある、約20体もの地蔵が安置されているという小さな洞窟のことである。この洞窟は深い山の中にあり、1180年の石橋山の戦いに敗れた源頼朝が安房国へと逃れる際、一時的に身を隠した場所として広く知られている。この地には古い時代に地蔵信仰の慣わしがあったため、現在でもその洞窟の周辺には多くの石仏などが安置されており、その中には長い年月の中で朽ち果て首のなくなった地蔵や、偶然鬼のような形相となってしまった地蔵などが含まれているという。そのため、この一帯にはどこか不気味な雰囲気が漂っており、現在では神奈川県を代表する心霊スポットの一つとして、全国各地から多くの人々が訪れる場所となっている。
中央アメリカの北東部に位置する、美しいカリブ海と膨大なサンゴ礁に恵まれた国「ベリーズ」。このベリーズのサンゴ礁は世界で第二位の広さを誇っており、1996年には「ベリーズ珊瑚礁保護区」としてユネスコの世界遺産に登録されている。その中にあるライトハウス・リーフという大きなサンゴ礁には、「グレート・ブルーホール」と呼ばれる巨大な穴があいており、世界中から多く人々が押し寄せる観光スポットの一つとして知られている。今回は、そんな「海の怪物の寝床」とも呼ばれる、このベリーズのグレート・ブルーホールを紹介する。
「プリピャチ」とは、1986年4月26日に発生したチェルノブイリ原子力発電所事故の影響により、現在ではゴーストタウンと化している、ウクライナの北部にある都市のことである。その原子力事故の発生当時、この都市には約50,000人もの人々が住んでいたが、大規模な放射能汚染の被害を避けるために全ての住民が避難しており、現在では都市全体が完全に無人の状態となっている。このプリピャチ市内にて検出されている放射性物質が、人体にとって安全なレベルにまで減少するには約900年ほどかかるものと推算されており、その一部の区域は立入禁止区域に指定されている。
1980年代中頃、タイの首都バンコクにあるバーンラムプー市場の付近にて、「ニューワールド・ショッピングモール」というビルが建設された。その建設当初、このビルは4階建てだったが、後に違法増築を何度も繰り返し、最終的には11階建てのビルとなった。1997年、このビルはバンコクの景観保護法に触れたことがきっかけとなり、もとの4階建てへと戻す作業が行われたが、1999年に火災が発生したことにより、このビルは放棄されることになった。その後、この廃墟となったビルには屋根がなかったため、大量の雨水が溜まり、蚊が大量発生した。近隣の住民が蚊を退治するために数匹の魚をビル内部の水の中へと放ったところ、いつしか魚は数千匹にまで大繁殖していったという。
「エスエス・エアフィールド号(SS Ayrfield)」とは、1911年にイギリスで造船され、1912年から1972年にかけて、オーストラリアの南東部にある都市シドニーを中心に石炭を輸送するための石炭船として運行していたという廃船のことである。1972年にシドニーのホームブッシュ湾(Homebush Bay)にて廃棄された後、このエスエス・エアフィールド号にはマングローブが生い茂り、現在では船全体が小さな森と化したため、いつしか「水上に浮かぶ森」などとも呼ばれるようになった。
北海道全域と青森県の一部を通る、北海道旅客鉄道の石北本線にある全長507mの鉄道トンネル「常紋トンネル」。その名称は、このトンネルが北見市遠軽町にある、「常紋峠」の土中を通ることに由来している。1914年の開通当時、このトンネル付近では不可解な出来事が頻発したため、周辺に住む人々からは気味の悪い場所だと噂されていたという。そして、1968年5月16日に十勝沖地震が発生した際、一部の破損したトンネル壁面の中から一体の人骨が見つかった。その後、このトンネルの周辺から何体もの人骨が相次いで発見されたため、当時の過酷なタコ部屋労働の実態が明るみとなり、現在では日本有数の心霊スポットとして広く知られるようになった。
カリブ海に浮かぶ、小さな島国「バハマ」。この島国は、約700もの島々と約2,400ものサンゴ礁からなる、バハマ諸島を領有している。その島々の一つである無人島の「エグズーマ島」には、「ビッグ・メジャー・ケイ」と呼ばれる美しいビーチがあり、そこには数多くの野生化したブタたちが住み着いている。このブタたちは観光客を乗せたボートを見つけると餌を求めて海を泳いで近寄ってくるのだという。今回は、そんな観光スポットとしても有名となった海を泳ぐブタたちと触れ合える島、エグズーマ島を紹介する。
「冠着山(かむりきやま)」とは、長野県千曲市と東筑摩郡筑北村にまたがる山のことである。この山は、別名「姨捨山(おばすてやま)」とも呼ばれており、「昔々の食料が貧しかった時代、口減らしのために高齢になった親を、山の奥深くへと置き去りにして捨ててくる習慣があった」という、「姨捨伝説」の舞台になった地として広く知られている。
日本の長崎県長崎市には、「端島」という小さな島がある。この島は、明治時代から昭和時代にかけて炭鉱で栄え、かつては多くの人々が住んでいたが、現在では閉鎖されており、この島への立ち入りは一部の見学施設を除いて禁止されている。この島は、その外観が軍艦に似ていることから「軍艦島」と呼ばれており、一連の廃墟ブーム以降は人気の観光スポットとして注目を集めるようになった。今回は、そんな廃墟と化した小さな島、軍艦島を紹介する。
「花魁淵(おいらんぶち)」とは、山梨県甲州市の塩山一之瀬高橋にある、谷の俗称である。その呼び名は、戦国時代に起きたとされる、55人もの遊女が虐殺された事件に由来しており、現在、この谷へと続く道路は厳重に閉鎖され、立入禁止となっている。また別名「五十五人淵」とも呼ばれている。
メキシコの首都メキシコシティの中心部から南へ離れたところに、「ソチミルコ」と呼ばれる地区がある。このソチミルコを流れる運河には「人形島」と呼ばれる、島中の至るところに人形が括り付けられた不気味な島が存在する。今回は、CNNによる「世界七大禁断の地」にも選ばれた、この「ソチミルコの人形島」を紹介する。
「九龍城砦」とは、1990年代初頭まで現在の香港に実在していた、巨大なスラム街のことである。かつては、「完全なる無法地帯」とも呼ばれていた。現在は取り壊されており、その跡地には「九龍寨城公園」が造られている。また元々の正式名称は「九龍寨城」であった。
「犬鳴村伝説」とは、有名な心霊スポット「旧犬鳴トンネル」の近くに存在するとされる村にまつわる都市伝説である。その村は外界とは隔絶されており、村の入り口には、「この先、日本国憲法は通用せず」と書かれた看板が立てられているという。
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イギリスの女性作家・ヴァージニア・ウルフさんの記事が上がっていますが、ヴァージニア・ウルフさん自体はまったくオカルトではありませんので気分を害した方がいましたら申し訳ないです…。
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